本編の外側が深い!HUGっと!プリキュア
輝く未来を抱きしめて?
正直な所、考察をしていくと、ちょっと疑問符が個人的には付いてしまう。
とりあえず、はな、はぐたん、ジョージ=クライの関係を図にしてみた。
(あくまで推察によるものです)
最終回にて、「はぐたん」こと「はぐみ」を出産するシーンが大分、話題になりましたが(自分もビックリしましたし)その後のストーリーに思いを寄せると決してハッピーエンドではないのではないかと思えてしまう。
作品全体を通して、クライアス社のというより、ジョージ=クライの目的は
「時を止めることによりこれ以上悲しみが訪れないようにすることによる世界の救済」であり、その理由が世界の荒廃そのものと愛する者(はな)を失った悲しみから来ているのではないかと考えられる。
そして、それを止めようとするのは(おそらく)娘である、はぐたんことキュアトゥモローとその仲間たちなのだ。
最終回以降、はなに訪れる悲劇
これに関しては、大方の予想が死去、次点で不治の病ではないかと思う。
事故死、病死またはストーリーに大きく落とし込んでいくとするのなら、世界の荒廃を防ぐために必死に働いた末の過労死なども考えられる。
そして、この死をきっかけに父と娘は正反対の道を選ぶ。
クライは、はなの残した「アカルイアス社」の事業を承継、社名を「クライアス社」に変更し、時を止め、これ以上の世界の荒廃や悲しみを起こさせないようにしようとする。
一方、はぐたんは、はなの信じた未来を守るため、父親を止めるため、プリキュアとなってクライアス社と戦う道を進むという悲しい親子対決を演じてしまう。
そして、結果的にはぐたんは敗れ、2018年へと逃れていくことになる。
そして、本編へ
はぐたんについては記憶がない状態なので基本的にはただの赤ちゃんだがキュアトゥモローとしての力と記憶が所々に残っているので第2話で、はなに未来での自分の記憶を夢で見せたりできたのだと思う。
クライもクライアス社とともに時を超え、プリキュアとミライクリスタルを追ってきた。だが、過去にやってきたという事はそこにはまだ自分と出会う前とはいえ、生きている愛する人がいるという事でもあり、自分を抑えきれず、たびたび、はなの前に現れたのではないだろうか。
そして、何かを伝えたい、そう、出来れば、はなの死を回避できるような、そんな未来を選び取れるような助言をしたいと思っていたのではないだろうか。
結局
そのはなにクライは止められてしまうわけですが、去り行くクライの姿と最終回以降のはなの人生を考えると、どうもモヤモヤとしたものが残ってしまうのだ。